硝子工房 彩鳳に在籍する伝統工芸士たちが、自らの美意識と技の粋を極め、デザインの構想から一つひとつのカット、最終仕上げに至るまですべてを一貫して手掛ける新連載「工芸士の創作」。
記念すべき第1弾は、伝統工芸士・細小路 圭によるオリジナル完全新作「晴宴(せいえん)」。宴の場を華やかに引き立て、宝石のように光を乱反射させる緻密なカットワークに込めた想いと、作品の見どころをご紹介します。

伝統的な江戸切子の文様技術を深く継承しながらも、現代のテーブルウェアや暮らしの空間に調和する洗練された造形美を追求。本作品「晴宴」では、図案の設計から削り出し・仕上げの全工程を作家自らが一貫して手掛けています。
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1. 新作「晴宴(せいえん)」に込めた意匠コンセプト
「晴宴」という名には、人生の節目となる大切な御祝の席はもちろんのこと、日常のふとした瞬間に訪れるささやかで贅沢なひとときまで、様々な“宴”の場を華やかに彩る器でありたいという願いが込められています。
グラスを手にした瞬間に広がるのは、計算し尽くされた光の煌めき。ハレの日の高揚感と、グラスを傾ける時間の特別感を何倍にも引き立ててくれる存在感を目指して仕立てられました。
2. 限界まで緻密に刻み込まれた、光の乱反射
「晴宴」の最大の特徴は、ガラスの表面に極限まで細かく施された緻密なカットワークです。
まるで研磨された宝石のような眩い輝き
一つひとつのカットを妥協なく深く、かつ緻密に削り出すことで、注がれたお酒や周囲の光を細かく乱反射させます。角度を変えるたびに万華鏡のように表情を変える輝きは、すべてを手仕事で仕上げる作家ものならではの醍醐味です。

光を細かく乱反射させる緻密なカットワーク
圧倒的な煌めきと華やかさを放ちながらも、決して派手になりすぎず、伝統工芸が持つ「凛とした品格と落ち着き」が共存しているのも細小路の意図する美しさです。どんな空間にもすっと馴染み、テーブルの雰囲気をグッと引き締めてくれます。
3. デザインから製造まで、すべてを作家本人が手掛ける価値
通常、江戸切子の製造は効率や専門性を高めるために分業で行われる工程もあります。しかし本シリーズの作品は、最初の図面引き(デザイン考案)から、荒削り、三番掛け、石掛け、そして最終の磨き上げに至るすべての工程を細小路圭が一人で完結させています。
自らが描いた理想の光の屈折や手触りを、自らの手の感覚だけでガラスに刻み込んでいく――。そこには作家の美意識が一切のブレなく宿っており、まさに世界に二つとない一点モノのクオリティを誇ります。
4. 晴宴(せいえん)商品詳細・ご注文
自分への特別なご褒美としてはもちろん、ご結婚祝いや退職祝い、長寿祝いなど、特別な想いを届けたい大切な方へのギフトとしても最適な桐箱入りでお届けいたします。

江戸切子工房 彩鳳
