江戸切子解説シリーズ:江戸切子と職人

江戸切子解説シリーズ:江戸切子と職人

【硝子工房 彩鳳】です。
今回は江戸切子を名乗る条件と江戸切子職人についてご説明します。

◇江戸切子を名乗ることができる条件
 江戸切子協同組合員であり、以下規定に則ること。
 ※以下江戸切子協同組合HP引用(https://www.edokiriko.or.jp/about.html

 1.ガラスである
 2.手作業
 3.主に回転道具を使用する
 4.指定された区域(※江東区を中心とした関東一円)で生産されている
    区域の指定は、江戸切子協同組合に帰属します。

  ※近年は上記のルールを守らない方々が多く
   模倣品や偽物が非常に多く出回っておりますので、ご注意ください。


◇江戸切子職人の数
 江戸切子協同組合員数が、現在50を切り40台の工房数となっています。
 それに伴い、江戸切子の切子職人も現在では100人もいない現状です。
 ※正確な数字ではありませんので、あくまで参考値として
  現在、60-70名ほどしか江戸切子の切子職人はいないはずです。

 ・男女比
  日本のモノづくり伝統的工芸品、昔ながらの風習などが残っており、
  まだまだ男社会です。
  女性職人の数は、弊社が把握している限りですと10名強ほどです。
  弊社はその内5名がいる工房です。



◇硝子工房 彩鳳の職人構成
 https://saihou.net/pages/staff
 現在、男性5名女性5名(平均年齢:32歳)
 ※HP上には若い3名はまだ載せていません、ご容赦ください。

◇昨今の江戸切子職人への応募について
 非常に多くの方よりご応募をいただきます。
 ご応募頂ける方々の男女比は、1:9と圧倒的に女性が多いです。
 こちらの詳しい内容はまた別の記事でご説明します!

次回の記事も宜しくお願い致します。

硝子工房 彩鳳

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